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ダブルブッキングに引越し作業。絶体絶命の2週間を救った「火事場の馬鹿力」

「ねこの手」の斉藤です。

5月25日の申請締め切りを前に、私はこれまでにない窮地に立たされていました。

なんと、事務所として契約予定だった物件が、不動産会社のミスでまさかのダブルブッキング。開業目前にして、拠点を失うという信じられないトラブルに見舞われたのです。

指定申請の締め切りまで、残りわずか2週間。 「今から新しい場所を探して、契約して、申請に間に合うのか?」 血の気が引く思いでしたが、立ち止まっている暇はありません。慌てて麻生区内を駆けずり回り、奇跡的に新しい物件を見つけ出し、なんと申請の締め切りの1週間前に滑り込みで契約。しかし、更なる地獄が待っていました。

当然、時間的にも金銭的にもプロの業者さんに頼む余裕などありません。 指定申請の審査では、事務所内に必要な備品が揃っていることを写真で証明する必要があります。しかし、契約が遅れたせいで備品搬入が間に合わず、結局、すべての重い什器を私一人で運び込むことになりました。

特に苦戦したのが、大きな会議用テーブルです。 「床に接着剤でも付いているんじゃないか?」と思うほど、びくともしない重さ。誰もいない静かな事務所で、歯を食いしばり、腰を痛めないよう祈りながら、文字通り「火事場の馬鹿力」で持ち上げ、セットしました。

サラリーマン時代、組織の中にいた頃は、物件の手配も、備品の搬入も、膨大な書類作成も、それぞれの専門知識を持った仲間が完璧にこなしてくれていました。しかし、今は自分一人の会社。

汗だくになってテーブルを運び、深夜には慣れない電子申請の画面と向き合い、連日のように届く「是正(修正)」の連絡に対応する。相談相手もいない孤独な日々の中で、いかに自分が周囲に助けられてきたか、その感謝が涙が出るほど湧き上がってきました。

なんとか6月10日、すべての修正が受理されました。 ボロボロになりながら整えたこの事務所、そして一つひとつの備品。 この泥臭い「準備の苦労」を知ったからこそ、これから出会うお客様お一人おひとりの生活を支えることの重みを、今、改めて肌で感じています。