MCIと向き合う 第2回

こんにちは。「ねこの手」代表の齋藤です。
前回の第1回では、MCI(軽度認知障害)の定義や「認知症との一番の違いは日常生活が自立しているかどうか」という点、そして早期対策で健康な状態に戻る可能性があることをお伝えしました。
今回はシリーズ第2回として、「早期発見のサイン」について具体的にお話しします。
日常のふとした瞬間に隠れている「あれ?」という変化に、ご家族や身近な人がいち早く気づいてあげることが、MCI対策の第一歩です。
💡 単なる「もの忘れ」と「MCIのサイン」の違い
歳を重ねると誰しも「人の名前が出てこない」「昨日のお昼に何を食べたか思い出せない」といった体験が増えますよね。これは「加齢による自然なもの忘れ」です。
一方で、MCIのサインとなる体験には「忘れていること自体の自覚が抜け落ちる」「きっかけがあっても思い出せない」という特徴があります。
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加齢によるもの忘れ: 「昨日の昼食に何を食べたか思い出せない」が、「食べたこと自体」は覚えている。ヒントがあれば思い出せる。
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MCIが疑われるサイン: 「昨日、誰かと外食したこと」そのものを忘れてしまう。予定が入っていたこと自体を忘れてしまう。
🔍 家族が気づきやすい「日常のサイン」チェックリスト
普段の暮らしの中で、以下のような変化が目立つようになっていないか、そっとチェックしてみてください。
1. 買い物での変化
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冷蔵庫を開けると、同じ調味料や野菜(マヨネーズや卵など)が何個も買い置きされている。
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小銭を出すのが億劫になり、いつも一万円札や千円札ばかり使ってお財布がパンパンになっている。
2. 家事や料理での変化
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得意だった料理の味が急に濃くなったり、薄くなったりする。
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鍋を火にかけたまま忘れてしまったり、換気扇のつけっぱなしが増える。
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掃除や片付けの手順が雑になり、物の置き場所がバラバラになる。
3. 会話や意欲の変化
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「あれ」「それ」「ほら、あの人」といった言葉が明らかに増えた。
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趣味や外出、テレビ鑑賞など、これまで楽しんでいたことに興味を示さなくなった。
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日付や曜日を間違えることが増えた。
🐾 サインを見つけたら、どうすればいい?
もし「いくつか当てはまるかも……」と思っても、決して焦ったり、ご本人を強く問いただしたりしないでくださいね。ご本人は「うまくできないこと」に誰よりも戸慌て、不安を感じています。
まずは「最近ちょっと疲れ気味かな?」「何か手伝えることはある?」と優しく寄り添うことが大切です。
そして、一人で抱え込まずに専門家に相談してみましょう。
次回の第3回では、MCIの進行を防ぎ、元の元気な状態を目指すために「『ねこの手』が実践する予防法・サポート(運動や脳トレ、日々の工夫)」について詳しく解説します!
【お困りの際はお気軽にご相談ください】 「うちの親も少し心配かも…」と感じたら、まずは「ねこの手」の主任ケアマネジャーにご相談ください。
それでは、次回のシリーズもお楽しみに!
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