こんにちは。「ねこの手」代表の斎藤です。 前回(第3回)は、MCI(軽度認知障害)を予防・改善するための「運動」「脳トレ」「人とのつながり」の大切さと、ご家族だけで抱え込まずプロを頼ることの重要性についてお話ししました。
シリーズ第4回となる今回は、実際に「ねこの手」のサービスをご利用いただき、イキイキと元気をとりもどされたお客様の事例をご紹介します。
🌸 ケース:最近ふさぎがちだったA様(80代・女性)のご相談
以前はご近所付き合いや畑仕事が好きだったA様。しかし、少しずつ物忘れや「予定の思い違い」が増え、「人に会うのが恥ずかしい」「なんだか億劫だ」と、家に閉じこもりがちになってしまいました。
ご家族も「このままでは認知症が進んでしまうのでは…」と心配され、「ねこの手」の主任ケアマネジャーにご相談をいただいたのがきっかけでした。
🐾 「ねこの手」が寄り添った、3つのステップ
A様に対して、私たちは次のようなサポートをご提案・実践しました。
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まずは「安心できる小さな一歩」から いきなり大人数のデイサービスに行くのはハードルが高いため、まずは「訪問介護」のヘルパーが自宅に伺い、お茶を飲みながら世間話をしたり、一緒に簡単な家事をしたりすることからスタート。「お話しできるお友達ができた」ような感覚で、緊張をほぐしていきました。
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「得意なこと」を活かした役割づくり A様がかつて好きだったお料理や手先の作業についてヒアリングし、ご自宅での調理の工夫や、デイサービスでのレクリエーションで「これなら私にもできる」という場面を意識的につくりました。「ありがとう」「上手ですね」と声をかけられることで、A様の表情に少しずつ笑顔が戻っていきました。
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ご家族の負担軽減(レスパイト) 「四六時中見守らなきゃ」とピリピリしていたご家族にも、デイサービスや訪問介護を利用していただくことで、「自分の時間が持てるようになった」と心にゆとりが生まれました。ご家族の笑顔が増えたことが、実はA様の安心感にも大きく繋がったのです。
💡 本人にも、家族にも「笑顔の循環」を
今では、A様は自分から「次はいつヘルパーさんに会えるかしら?」と楽しみにしてくださるほどになり、表情もとても明るくなりました。
MCIや認知症の初期段階において大切なのは、「閉じこもらせないこと」、そして「ご本人のプライドや尊厳を傷つけず、自己肯定感を高めること」です。 そしてそれは、ご家族が一人で抱え込まず、私たちのような専門家を「チームの一員」としてうまく頼ることから始まります。
「ねこの手」は、これからもご本人とご家族の「こうありたい」という日常を、温かくサポートしていきます。
次回は、シリーズのまとめとして、私たちが日々のケアやデジタル活用(ICT化)に込めている想いについてお伝えします。どうぞお楽しみに!
【お困りの際はお気軽にご相談ください】 「うちの親も少し心配かも…」と感じたら、まずは「ねこの手」の主任ケアマネジャーにご相談ください。
それでは、次回のシリーズもお楽しみに!
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